福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶJR只見線は、2011年7月に発生した新潟・福島豪雨災害の影響により、長らくの間、一部区間のバス代行輸送が続いていましたが、ついに全線で運転が再開されました。
只見線沿線には鉄道施設や水力発電用ダム等のインフラ設備を始め、食や伝統文化など様々な地域資源がある一方、鉄道利用者の減少や、過疎地域の振興、特産品の販路確保等の課題が山積しています。
全線開通を機とした課題解決のため、これからの時代を担う高校生と大学生の「自ら学び、自ら考え、自ら整理し、自ら表現する」力をはぐくみ、参加校同士の交流を通して、只見線利活用と地域振興を目指す企画発表を行う、第3回「只見線全国高校生サミット」を開催いたします。
また今回から「只見線全国高校生サミット」内において、大学生参加枠を新設しました。
只見線沿線地域の文化や生活様式を直接体感する2泊3日の現地研修を通して、只見線の利活用や沿線地域の課題解決に繋げる提案をプレゼンテーション大会にて発表していただく予定です。
参加資格について
■高校生の部
全国の高等学校(中等教育学校教育課程を含む)及び高等専門学校(1~3年生)の生徒3名程度及び教員1名のグループ参加とし、原則、参加生徒は保護者の同意を得るようお願いいたします。
■大学生の部
大学生は、学生3名程度のグループ参加とします。
本サミットでは高校生は6校程度、大学生は3校程度で実施いたします。参加申し込みが多数の場合は、提出書類を元に、応募動機・取組意欲や活動実績、スケジュール等を総合的に判断の上、参加校を決定いたします。
参加校決定までのスケジュール
- 参加校申込み期限 令和6年6月10日(月)~6月21日(金)18:00必着
- 書類審査 令和6年6月24日(月)~6月25日(火)
- 参加校決定通知 令和6年6月26日(水)予定
- 取材承諾書提出 令和6年7月1日(月)